外出先での急な体調変化に備え、「自分の情報」をいつでも伝えられるようにしておくことは、安心につながります。町田市の「あんしんキーホルダー」は、もしものときにご本人やご家族への連絡をスムーズにするための仕組みです。1. あんしんキーホルダーとは?高齢者本人の氏名・住所・緊急連絡先などを、あらかじめ市の支援センターへ登録し、その登録番号が入ったキーホルダーを持っておくサービスです 外出先で救急搬送や保護が行われたとき、このキーホルダーが情報の手がかりとなります。2. 対象となる方町田市在住でおおむね65歳以上の在宅高齢者緊急時に連絡できるご家族等(登録連絡先)がいる方※登録には患者本人と連絡先登録者(原則ご家族)の同意と事前登録が必要です。3. 登録料はいくら?200円(税込)/1回の登録ごと申請時に一度だけ支払います。4. 申請の手順担当地域の高齢者支援センター(地域包括支援センター)へ申し込み氏名・住所・かかりつけ医・緊急連絡先などを登録支援センターから登録番号入りのキーホルダーが交付されます※キーホルダーは紛失時に再交付対応。登録変更や連絡先変更もセンターで可能です▶️ 介護のこと、どこに相談すればいい?町田市の『高齢者支援センター・あんしん相談室』ガイド5. 使い方・活用の仕組み外出時は必ずキーホルダーを持参していただきます。もしものとき、警察・消防・病院等がキーホルダーの登録番号を確認し、対応窓口となる支援センターに連絡。その後、支援センターが登録された緊急連絡先へ迅速に本人の状況を連絡します6. 実際にあったら安心!こんな使われ方も[事例1:認知症による道迷い]軽度の認知症があるSさん(80歳)は、散歩中に道がわからなくなってしまい、交番で保護されました。ご自身の名前をうまく言えない状況でしたが、キーホルダーの番号から地域包括支援センターに連絡が入り、ご家族へスムーズに連絡。安心して帰宅できました。[事例2:外出先での体調不良]一人暮らしのMさん(83歳)は、スーパーで体調を崩し、救急搬送されました。意識がもうろうとしていて身元確認が難しい状況でしたが、持っていたキーホルダーの番号をもとに支援センター経由で家族に連絡が届き、早期の対応につながりました。7. どんな人におすすめ?一人暮らしやご家族の付き添いが少ない高齢者認知症の兆しがあり、発症前に備えたい方事故や転倒のリスクがある高齢者ご家族が遠方にいる高齢者急なトラブルでも、キーホルダーがあれば本人情報が即時伝わり、支援のスピードが高まります。8. 万が一のときも安心な連携体制登録情報は警察・消防・病院に共有されているため、緊急発見時に迅速に本人確認が可能担当の支援センターが連絡を受けた際には、ご家族や関係機関へ連携・情報提供登録者同士の見守りネットワークの一環として、安心感が広がりますさらに詳しく知りたい方はこちら👉【町田市】認知症GPS支援サービスについて分かりやすく解説👉 町田市で認知症の家族を支えるには?訪問看護と見守り支援を徹底ガイド👉【介護保険だけじゃない】町田市で使える“自費サービス”まとめ、高齢者の生活支援ガイド町田市で訪問看護や介護サービスについて知りたい方は、ピース訪問看護ステーションの公式サイトもあわせてご覧ください。▶ https://island-piece.jp/service/houmonkango